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​​日本の「1億円プレーヤー」過去最多に!

一方、平均給与は低迷を続ける。“賃金格差”は広がるばかりだ。


年収が1億円を超す“1億円プレーヤー”は635人に達する(東京商工リサーチ調べ、6月30日時点の速報値)。

昨年の544人を抜き、調査開始以来、過去最多だった2019年の571人を超えた。

10億円以上も8人。



ロシアによるウクライナへの侵略は激化し、円安も進行。

資源高、原油高で光熱費はアップ、食料品も値上げラッシュ。

庶民の生活は苦しさを増しているのに、1億円プレーヤーは増加している。

「コロナ禍の真っただ中にあった前年よりは、企業業績は回復してきました。

一部の輸出企業にとって円安はプラスです。1億円以上の役員報酬が増えた理由でしょう。

10億円超えが昨年の5人から8人に増加したのも特徴的です」(東京商工リサーチ情報本部の坂田芳博氏)

トップ50は、商社や自動車、製薬、電機が目立つ。


(こうやれば入ってくるんです)

企業別で見ると、トップは1億円以上が18人の日立製作所

2位は三菱UFJフィナンシャル・グループ東芝(ともに13人)。

以下、三井物産(9人)、大和証券グループ本社(9人)、東京エレクトロン(8人)、

三井不動産(8人)、バンダイナムコホールディングス(8人)と続く。

トヨタ自動車豊田章男社長が昨年の1.5倍となる6億8500万円の報酬額で。

しっかり貰っていると話題に。

ソニーグループの吉田憲一郎会長兼CEOも、業績回復で報酬額は18億8800万円。


(こうやって懐に入れるんです)

‘@わたしは良いことだと思う。日本の一流企業の報酬が多いのは日本が元気な証拠でもある。

ただ、その大企業を支えている中小偉業との格差があまりにも大きすぎる。

経団連がまとめた大企業のボーナス平均妥結額は前年比13.8%増の92万9259円。

フリーウェイジャパンの調査では、中小企業の夏のボーナス支給ありは43%。

支給額のボリュームゾーンは「10万~30万円」と、大手とはかなりの差だ。

サラリーマンの平均給与も上がらないどころか、実質賃金は下がる一方。

上流は確信しており、余裕があるので教育に金を使う。

下流は諦めている人や気付いていない人も多く、余裕もないのでそれほど教育に金をつぎ込めない。

格差は広がるばかりだ。

そう言いながら消費も伸びている。

日本は、いまのところ、良い国なのかもしれない。