統一教会イベント呼びかけ人だった。
7月14日、二之湯智(にのゆ・さとし)国家公安委員会委員長は、
安倍晋三氏が銃撃され死亡した事件を受け、警察庁が設置した検証チームを、
奈良県警に派遣することを明らかにした。
二之湯氏といえば、2022年2月に「文藝春秋」が報じた「マネーロンダリングによる現金配布」だ。
自民党京都府議連が国政選前に候補者から集めた現金を地方議員に配っていた問題で、
二之湯氏は「買収の意図はない」としながらも現金を配っていた事実を認めている。
だが今回、さらに大きな問題になりそうな事案が。
それは、二之湯氏と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係だ。
「2021年4月、国立京都国際会館で『新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い』
というイベントが開催される予定だった。
実行委員長は旧統一教会の京都教区長で、実質的に旧統一教会の主導イベントであるのは明らか。
その『呼びかけ人』に名を連ねているのが二之湯氏。
このイベントのチラシには、二之湯氏のほかにも世話人として、
田中英之衆院議員、木村弥生衆院議員、繁本護衆院議員の、
計4人の京都を選挙区とする国会議員が名を連ねています。
‘@公安のトップが、問題だらけの統一教会と関係がある。
取り締まる側の立場の最高権力者が、地方議員に金を配り、
取り締まる側の最高権力者、中村格(いたる)警察庁長官は、
警視庁刑事部長時代に安倍官邸のために“あり得ない大ワザ”を放った人物として知られる。
2015年、伊藤詩織さんに対する準強姦の容疑で元TBSの山口敬之氏に逮捕状が出されたが、
執行直前、これをストップさせたのが中村氏とされる。
「山口氏はTBS政治部に在籍した経歴から、かねて安倍晋三前総理をはじめ安倍政権の要人らと親しく、
一方、菅義偉総理の官房長官時代に秘書官を3年つとめた中村氏は15年当時、
警視庁に戻って刑事捜査の元締めの座にあった。
すべては、安倍氏絡みだ。
国の中枢に深く食い込んだ統一教会。
これでは、悪のやりたい放題。
今まで放ったらかしだった要因が良く分かる。
国のお墨付きがあった。
これは、思い込みでも陰謀でもない、事実なのだ。