7月に国内で初めて確認された、「ケンタウロス」と呼ばれる、
オミクロン株の新たな変異株である「BA.2.75」。
その感染力は「従来のオミクロン株の3倍超」と言われている。
これまでも、「BA.2」系統の亜種はあったが、発生しては消えた。
その中で「BA.2.75」は、しぶとく生き残り、尚且つ感染力を増し、世界を渦に巻こうとしている。
過去の変異株と比べてあまりに異質であることから「半人半獣のケンタウロス」と表現されている。
2022年6月インドで初感染報告があり、その後、アメリカ、イギリス、オーストラリア、
韓国など世界各国でも感染が確認されている。
日本国内では7月8日に神戸市で1人、19日に大阪府で2人、21日に東京都で2人の感染が確認されている。
ただ、インドでは、感染力が3倍のすごい勢いで広がるというが、
まだ他国でその感染力が確認されていない。
もう少しデータが出るまでは、分からないというところだ。
いまも日本は新型コロナの感染過去最多を更新している。
いずれにしろ油断をせず、感染対策を講じるしかない。
緩みを少し引き締めるしかない。