愛知県の大村秀章知事が2019年3月、県公館で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の、
関連団体のメンバーと面会していた。
メンバーには教団幹部も含まれていた。
大村知事は面会時の写真をツイッターに投稿していたが、
「撮った記憶はない。どういう方がおられたかは聞いていないし、知らなかった」と釈明。
この時期は統一地方選の告示直前で、名古屋市名東区選挙区の丹羽宏市議(自民)と、
自民公認の愛知県議候補の男性(52)が知事と面会。
教団の関連団体「世界平和連合」の関係者数人も同席した。
大村知事のツイッターには、集合写真とともに「皆様と面談。県議候補として頑張って欲しいです!!」
などと書かれていたが、投稿は既に削除された。
関係者によると、数人のうちの1人は教団の東海・北陸信越地区のトップを務める幹部。
面会の半年後に愛知県国際展示場で開かれた教団関連のイベントで、実行委員長としてあいさつしていた。
このイベントは、知事が送った祝電の内容が改ざんされていたことが判明している。
大村知事は面会について、丹羽市議から依頼されて会ったと説明。
教団幹部らの同席については「面識がなく、分からない」と語った。
ツイッターへの投稿も知事の個人事務所が行ったとしている。
一方、丹羽市議は「自分の後援者に平和連合の人がいて、(男性候補の)支援をお願いした。
その流れで、知事のところにも一緒に行った」と説明。
関連団体の関係者は取材に、知事との面会を認め「選挙応援の話をしたと思う」と答えた。
‘@災難も集まるところに集まる。それも人柄。