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​統一教会系学生団体「UNITE」“安倍応援団”として。

東大生4人が創設した旧統一教会系の学生団体「UNITE」“安倍応援団”。



安倍晋三氏は政権に返り咲いて3年目に大きな危機を迎えた。

安倍政権が推進した安保法制(2015年)に反対するデモが国会を取り囲み、支持率は急落。

若者に抗議活動を呼びかける学生組織SEALDs(シールズ)が脚光を浴びた。

その頃、そうした流れに対抗して現役東大生4人が結成したのが、

国際勝共連合 大学生遊説隊 UNITE(ユナイト)」(2016年1月結成)。

創設メンバーの4人は全員、旧統一教会の2世信者だ。



UNITEは各地に結成され、〈安保法制 賛成〉〈憲法改正支持! 安倍政権を支えよう!〉

などと書かれたプラカードや横断幕を持って全国の主要都市で遊説やデモ行進を展開。

UNITEがデモや遊説を行なうと、当時、自民党広報本部長代理だった平井卓也・元IT担当相は、

フェイスブックで『このようなデモはあまり報道されませんが、学生はシールズというイメージは間違いです』

と書き込み、UNITEが各地で開くセミナーやイベントには自民党の国会議員が多数参加しています」

UNITEは2017年に「勝共UNITE」と名前を変更し、活動はいまも続いている。



昨年の総選挙直後の11月7日には、国際勝共連合主催・勝共UNITE共催の、

憲法改正推進イベント『救国救世勝共大会2021』が開かれた。

鈴木エイト氏は、「大会の動画を確認したところ安倍派の中根一幸・元外務副大臣が音声のメッセージを寄せ、

『今日は若い方々がたくさん参加をされている』

『皆さまと一緒にしっかりとそういった素晴らしい日本を作っていきたい』と2世信者たちを勇気づけた」という。

保守系団体や右派の動向に詳しい『宗教問題』編集長の小川寛大氏は、

「第1次安倍政権が誕生して以降、右派勢力に新しい流れが生まれた。

北朝鮮による拉致問題や中国の安全保障上の脅威、日韓関係の悪化がクローズアップされると、

街宣活動する従来の右翼団体とは別に、ごく一般の人が右派の運動に参加するようになった。



いわゆるネット右翼もそうです。従来の伝統保守に加え、そうした層が“安倍応援団”を形成した。

そしてネットでつながった人々はリアルな行動、集会やデモに参加するようになった」と読み解く。

そこに旧統一教会2世など学生信者を中心とするUNITEが結成され、安倍政権支持を熱心に訴えた。

「彼らはネット右翼の人々と違って集会やデモでの働きに長けていて、

人員整理からゴミ拾いまで率先して行なうから、活動の中心になっていくわけです。

勝共連合』の横断幕やのぼりを立てているから隠していませんが、

統一教会系の団体だとは知らずに参加した人もいる」

こうして安倍支持層の中で存在感を示すようになった。

週刊ポスト2022年8月19・26日号参照。



‘@自民党統一教会の濃厚な関係が次から次へと明るみに出てきている。

平井卓也議員もスッとボケているが、明々白々に統一教会の存在を知り、ズブズブの関係だ。

次から次へと事実が出てくるのだから、早く認めて謝罪して一切関わらないことを誓うべきだ。

それにしても、メディアはなぜ、ここまで頑なに口をつぐんでいたのか。

平井議員の話も、わたしも初めて知った。

マスコミは当然、平井卓也自民党広報本部長代理(当時)も、ウオッチしていたはずだ。

政府の圧が掛かると、統一教会の話題を避けるメディア。さもありなん!だ。💩