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安倍氏と統一教会は長い付き合いだった。

NHKクローズアップ現代取材班)参照。


安倍晋三氏がビデオメッセージを送った団体「UPFは」

UPFは世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体であり、これまで旧統一教会は、

「友好団体は別の組織として独立して活動している」との見解を示してきたが、

いずれも文鮮明氏が創設し、その一体性が指摘されている、

なぜ安倍氏はUPFにビデオメッセージを送ることになったのか。

そのUPFジャパンのトップ、梶栗正義氏が初めてテレビのインタビューに応じた。

クローズアップ現代担当プロデューサーとの、90分に及ぶインタビュー。



梶栗氏はUPFだけでなく、国際勝共連合と世界平和連合という、

統一教会の3つの友好団体のトップを務めている。

それらの創設者はすべて、旧統一教会と同じ文鮮明氏。

また梶栗氏自身も旧統一教会の信者であることを認めている。

その、それぞれの団体が統一教会から「独立」した組織であるはずがない。

梶栗氏は独立した団体と強調するがどう考えても無理がある。

だとすれば、少なくとも各団体にトップを置くべきだ。

UPFの運営資金に旧統一教会からの寄付が含まれていることを梶栗氏自らが認めている。



「世界平和連合として、私たちの目的とする国づくりに近い政治信条をお持ちの方を、

推薦させていただくという形で、全国の事務局にお知らせすることはあります。

各教会支部において、教会のご理解をいただいて信者の皆様に向けて、

候補者のご紹介をする機会はあるかと思いますが、教会が組織的にこれをサポートするという形でないと思います。

例えば過去に、懇意にしている議員から秘書を紹介してほしいと依頼され、

国際勝共連合や世界平和連合の会員、有能な適任者を探して紹介させていただく、

ということはあったかもしれません。

ただ、秘書として雇用するかどうかはあくまで相手側の国会議員の判断ですから、

私どもが組織として派遣しているということにはならないと思います」

と、ご飯論法のような説明をしたが、要は秘書派遣はあったと認めている。

そして、秘書は国会議員からの求めに応じたものと証言。



「政治家と関わり政治活動を応援する中で、場合によっては、求められたら紹介させていただくということです」

国際勝共連合としては、岸信介安倍晋太郎安倍晋三と3代にわたって応援してきた関係性については、

「結果としてそうなっていますが、3代だから応援をさせていただいたのではない、

ということをご理解いただけたらと思います。

岸信介先生は、古くから国際勝共運動のよき理解者であり、そのような立場から私たちは応援させていただきました。

安倍晋太郎先生は岸先生の娘婿だから応援させていただいたのではなく、

晋太郎先生の率いた清和研究会の前任者・福田赳夫先生を応援させていただいた延長線上に、

晋太郎先生の政治姿勢を応援させていただいた。



安倍晋三先生においても、晋太郎先生の息子さんだからというよりも、

その政治的姿勢を評価して応援させていただいた。

数ある反共意識の高い政治指導者を応援させていただいてきた中に、

特に安倍家3代の皆様もおられたということだと思います」と、

たまたま安倍家の3人を応援することになったが意図的ではないと説明。

いずれにしろ、応援したことには変わりない。

安倍氏を具体的に応援するようになったのは、

自民党が政権復帰を果たした2012年頃から応援をさせていただいたと思います。

理由は、安倍元首相の国家観、政治姿勢を高く評価したからです。

私たちとしては、共産主義の脅威から国民の平和と安全を守らなくてはいけないという観点から、

与野党を問わず反共意識の高い政治家を応援させていただいてきた歴史的経緯があります。

安倍元首相については、反共意識が高い方が国のトップに立たれたということで、

引き続き応援させていただいたということになろうかと思います。



政治家個人ということであれば、地元山口で、ひとりの衆議院議員として、

(以前から)応援させていただいてきたということは、間違いなくあると思います」

アレッ、たまたまではなく、随分以前から応援している。矛盾。

去年9月のUPF主催イベントへの出演を安倍氏に依頼した理由や経緯については、

「そのイベントは、UPFインターナショナルが主催したオンラインによる国際会議です。

議論の中で、アメリカ共和党のポンペオ元国務長官やペンス元副大統領などからもメッセージをいただきました。

その経緯について私から安倍元首相にご説明させていただく機会があり、

「もしトランプ元大統領が出演することになれば、ぜひ安倍元首相にも出演をしていただきたい」とお願いをしました。

実際にトランプ元大統領の出演が決まったことを受けて、UPFインターナショナル、

そしてワシントンタイムズが正式に安倍元首相にレターを送り、これを受けられたということだと思います」

出ている情報と同じ説明をしたが、梶栗氏は安倍氏に直接打診している。

今後、関連団体と教会との関係性を、見直したり改めたりすることについては、

「今後の検討事項だと思います。

まだ、「社会的に問題の指摘されている団体」の定義が明確ではない段階ですので、

いま私から何か申し上げることはないと思います」と、太田光同様の見解を示した。



統一教会安倍晋三氏の関係は、流れから見ると安倍氏衆議院議員になる前からの付き合いだ。

初めて立候補する時も当然応援した。

統一教会霊感商法以降も関係は断ち切らなかったようで、

その頃、統一教会は裏の裏で政治家を応援していたが、

安倍氏が総理になってから見える裏に立って応援するようになり、その幅も広がり、影響力も増した。

統一教会と深く関わった関係議員が完全に断ち切れば、統一教会側から爆弾が投下される。

日テレの「24時間テレビ」は序の口だ。

げんに、秘書の派遣は国会議員の求めに応じたと証言している。

ムンノミクス、第2第3の矢が飛んでくる。