20日から行方不明となっている高岡市の2歳の男の子。
行方が分からなくなっているのは、高岡市立野の保育園児、高嶋怜音ちゃん。
捜索は23日も早朝から行われているが、依然発見には至っていない。
警察によると、20日午後6時40分頃、怜音ちゃんが自宅からいなくなったと母親から警察に通報。
怜音ちゃんの父親は「私は外出をしていて、妻の方で、2階にお風呂があるんですけど、
風呂上がりに本人(怜音ちゃん)の髪を乾かした後に、上の姉の髪をドライヤーをしている間に、
自分で階段を降りて…うしろの勝手口の方が開いてた。半開きになってたので、そっちから出ている」と説明。
普段から活発だったという怜音ちゃん。父親によると、最近は力も強くなり、
過去に何度か一人で家の外に出ようとしたことがあったという。
怜音ちゃんがいなくなった20日は、県内で激しい雨が降っていて、高岡市にも大雨警報が出されていた。
22日午後2時半頃からは捜索範囲を広げ、自宅からおよそ1キロ離れた祖父川の捜索も行われた。
警察が、小型ボートを使って川の中やへりを重点的に確認。
捜索では、警察は50人以上、消防は20人以上の体制で捜索している。
人が入れない田畑の上などドローンを使っての捜索や、夕方には検問も行われたが、
いまだに有力な情報は見つかっていない。
怜音ちゃんは、身長80センチで、黒髪の短髪、いなくなった当時、水色の半袖、
半ズボンのパジャマを身に着けていたという。
子供は思わぬ行動をするとは言え、まだ2歳。
直ぐ近くで出られなくなっているかも知れない。
行方がわからなくなってからおよそ60時間が経過する中、一刻も早い発見、救助が求められる。