徳島県知事と市長、阿波踊りで新型コロナ感染拡大火消しに躍起!
新型コロナウイルスの感染者数が、阿波踊り開催後のお盆明け以降に急増している県内の状況について、
飯泉嘉門知事は23日の臨時会見で、人流の活発化や接触機会の増加を挙げた上で、
阿波踊りとの関連に対しては「踊りだけをやっているわけではない」と述べ、主な要因ではないとの見方を示した。
徳島市の内藤佐和子市長も26日の記者会見で、「阿波踊りが要因の一つではあるかもしれない」と述べたが、
感染拡大の主な要因になったという見方については否定。
「(開催により)いろいろな人が動いたことで、感染が拡大したかもしれない」との見方も示す、曖昧答弁となった。
また、3年ぶりの開催について、「開催していなかったら、伝統をつないでいくことは難しかった。
『やって良かった』という声も届いている。開催の判断は実行委だが、正しかった。英断だと思う」と、
やって良かったと評価した。
今さら開催したものを否定も出来ないだろうが、ここら辺りがベテランと新人の差だ。
全国知事会の会長でもある飯泉知事は、阿波踊りが要因とは絶対に認めるわけにはいかない。
内藤市長はまだ、良心の欠片があり、阿波踊りが主因ではないが要因の一つだと認めた。
阿波踊りの人出は毎年100万人から130万人、踊り子は約10万人が繰り出す。
今年の人出は分からないが、踊り子は例年通り10万人規模で参加。
二人とも「人流の活発化や接触機会の増加」を挙げているが、一部地域にこれだけの人が集まれば、
人流が活発化し接触の機会が増えるのは当たり前。
徳島市の人口はおよそ25万人、そこに、100万人規模の人が押し寄せる。
阿波踊りが主要因であると見るのが自然だ。
病院関係者は「病床使用率が8割強というのは、患者さんが入院できなくなるという危機的な数字だ」と訴える。
徳島県の新型コロナ新規感染者数は、7月までの最多は931人だったが、
8月23日には3000人を超えた。
その10日ほど前に行われていたのが、「あわおどり」