ロシア軍が占拠するザポリージャ原発での国際原子力機関(IAEA)の調査では、
露軍占領地域から発射されたとみられるロケット弾の残骸に関し、
1日、メディアを引き連れて調査団を案内した露国営原子力企業ロスアトム幹部が、
「ウクライナ軍のロケット弾が奇跡的に180度回転した」と調査団に強弁する動画が拡散。
ロシア通信も画像を配信し、ウクライナのロケット弾だと強調。
ウクライナの内務相顧問は2日、自身のSNSに動画を投稿し「これがロシアのやり方だ」と皮肉った。
米政策研究機関「戦争研究所」は、ロシアが調査団の訪問に合わせ、
原発に脅威を与えているのはウクライナ軍だと印象づける取り組みを加速させるだろうと指摘していた。
ロシアはウクライナ軍が原発を攻撃しているとの主張を浸透させようと躍起になっている。
それだけ焦っているということだ。
日本でも、プーチンさんにも正義があるとして、大方の見方を他所に、
どちらがミサイルを撃ったか分からないと強弁するコメンテーターらがいる。