ロシア軍、IAEA調査団の移動ルート砲撃。
9月1日、ウクライナ・ザポロジエ州のオレクサンドル・スタルク知事は、
ザポロジエ原子力発電所(写真)を調査する国際原子力機関(IAEA)派遣団の移動ルートを、
ロシア軍が砲撃していると明らかにした。
スタルク知事は「国連の先遣隊は安全上の理由から移動を続けることができない」と、「テレグラムに書き込んだ。
IAEA査察団は、1日から原発調査 常駐化を目指す考えだ。
ウクライナの原子力企業「エネルゴアトム」は1日、ザポリージャ原発で砲撃があり、
稼働中の2基の原子炉のうち1基が緊急停止したとSNSで発表。
ロシアの占拠下にある同原発にはこの日、IAEAの調査団が到着する予定。
同社は緊急停止は「10日間で2度目」とし、「ロシア側による犯罪だ」と厳しく批判。
IAEAの命を懸けた職務遂行に敬服。