ロシア大統領府のペスコフ報道官は5日、
欧州で過去最悪のガス供給危機を引き起こしたのは西側諸国だと非難。
独シーメンス・エナジーによるエンジンオイル漏れの修理支援が制裁によって阻害されているという。
ロシア産石油・石油製品の価格に上限を設定する措置を巡り主要7カ国(G7)に報復すると警告。
「責任や非難をロシアに転嫁しようとする絶え間ない試みがある。
これを断固として拒否し、状況が現状に達したという事実の責任はEUやカナダ、
英国などの西側諸国が負うと主張する」と強調。
制裁が緩和されれば、欧州へのガス供給を再開するかとの質問に対しては「もちろんだ」と答えた。