「オレンジドリーム2号」が3日間営業。
大手牛丼チェーン「吉野家」が運営するキッチンカー「オレンジドリーム号」が9月9日から3日間、
ホームセンター「サムズ」(屋久島町小瀬田)の駐車場で牛丼を販売。
キッチンカーは、「西日本吉野家」(福岡市)に所属する「オレンジドリーム2号」。
九州地区で唯一のキッチンカーで、同様のキッチンカーは全国でも5台しかない。
調理場の設備は基本的に一般の店舗と同じで、味も変わらない。
「オレンジドリーム2号」は九州各地のスポーツイベント会場などで営業することが多かったが、
新型コロナの影響でイベントが減り、一次的に休業を余儀なくされた。
営業再開後は離島にも出向くようになり、これまでに五島列島、壱岐対馬、奄美大島などを回った。
屋久島に上陸するのは今回が初めて。
離島での営業は、燃料代やフェリー運賃など経費がかさむが、
「離島の人たち、特に子どもたちに吉野家を知ってもらい、喜んでもらうことが大切」と話す。
メニューは、牛丼、大盛牛皿、トッピングの半熟玉子とチーズ。
「近所の人にも頼まれたから」と1人で牛丼20杯を購入した主婦や、
4人家族で大盛り牛皿を6個買った女性など、離島ならではの光景も見られた。
次回屋久島に来るのは、「年明け、おそらく6月ごろになりそう」という。
‘@とてもいい試みだ。持続してほしいものだ。