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​繰り返される「飲食店テロ」

ネットに拡散した “ペロペロ高校生” の動画

回転寿司チェーン「スシロー」でおこなわれた、悪質な行為。

当初、動画が拡散された “ペロペロ高校生” 以外にも、甘だれの容器にしょうゆを混入させる女性客、

回ってきたパフェにいたずらする男性客など、次から次へと「飲食店テロ」が発生する事態となっている。



スシローは、“ペロペロ高校生” とその保護者から謝罪を受けたことを明らかにしたうえで、

「刑事、民事の両面から厳正に対処してまいります」と発表。

しょうゆ混入女に対しても、「重大な事案であると重く受け止めております」として、警察に相談中。

売り物に違法行為をするのはイタズラでは無く立派な犯罪だ。


被害にあっているのはスシローだけではない。この1カ月ほどの間で、多くの店で似たような「テロ」が起きている。

1月上旬には、回転寿司チェーン「はま寿司」で、客が他人が注文した握り寿司に勝手にわさびをのせる姿を公開。

他にも、レーンを移動する寿司を箸で取って食べる動画をアップ。

わさび動画に関しては、加害者と思われる人物から電話で謝罪があったが、

同社は謝罪を受け入れず、被害届を出す方針という。

「回転寿司以外にも、九州を中心に展開するうどんチェーン『資さんうどん』では、共用スプーンを使い、

卓上においてある無料の天かすを食べる男性客がその様子を公開。

同社は警察に被害届を提出。

牛丼チェーン『吉野家』でも卓上の紅生姜を直接かきこむ様子が撮影され、什器や備品の消毒をおこなった。



‘@一部コメンテーターなどが、子供のやったことだから許してやれ、目くじらを立てるなとコメントしているが、

ことの重大さを認識していない。

社会を揺るがす犯罪行為だ。

こういうことをやってはいけないと教えるのが社会や大人の務めだ。

万引き多発で閉店する事態になった店もある。

昔は謝ったら許してくれたような案件もあったが、いまは厳正に対処されている。

少年の万引きが減っているのも、そういった一因もあるのではないか。

小さな犯罪がやがて大きな犯罪に移行する可能性もある。

万引きがそのうち強盗に発展する。

犯罪の成功感を植え付けさせてはならない。

ともすれば麻薬と同じ効果になってしまう。

ダメだということをしっかり見せ付けないと同じ犯罪が何度も繰り返される。