セルティックのサポーター、反英王室披露。
英スコットランド・グラスゴーを拠点とするサッカークラブ、セルティックFCのサポーターらが、
亡くなった英エリザベス女王を称賛する目的で選手や観客らが1分間の拍手喝采を行う中、
反感を示す歌を歌う出来事があった。
試合前に喝采が始まったところ、アウェー側のスタンドに陣取ったセルティックのサポーターが横断幕を広げた。
横断幕には「ロイヤルファミリーが嫌いなら手をたたこう」とあり、
サポーターらは同じ文言の歌を喝采の間中歌い続けた。
試合はセルティックが2―0で敗れた。
セルティックのサポーターの一団は、14日のチャンピオンズリーグ(CL)の試合でも、
君主を侮辱する内容の横断幕を掲げ、 欧州サッカー連盟(UEFA)が調査に乗り出していた。
スコットランドサッカー協会(SFA)はCNNの取材に対し、
リーグ戦におけるサポーターの振る舞いにはいかなる管轄権も持たないと説明。
スコットランドのクラブでありながら、セルティックは伝統的に君主制に異を唱える、
アイルランドの共和制主義者とつながりが深い。
17日のリーグ戦では、レンジャーズのホームに乗り込んだダンディー・ユナイテッドの一部サポーターも、
1分間の黙祷(もくとう)の最中にブーイングを発していた。
CNNはスコットランドのリーグを統括するSPFLとセルティックにコメントを求めたが現時点で返答はない。
‘@イギリスやヨーロッパでは自由が優先される。
日本で同じことが起きたら、協会から罰せられる。