2012年に米コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件の遺族が、
「事件はでっち上げだった」などと発言してきたニュースサイトの司会者を相手に起こした訴訟の判決が、
12日、同州の裁判所であった。
陪審団は司会者が遺族を侮辱したとして、総額9億6500万ドル(約1400億円)の賠償を命じた。
米国でも多くの陰謀論が拡散するなか、発言の法的責任が問われた例として注目を集めた。
今回の訴訟は、犠牲者のうち8人の遺族らが起こしていた。
法廷では、ジョーンズ氏の発言を信じた人たちから繰り返し嫌がらせを受けた様子などについて証言。
原告の一人は判決後、報道陣に「インターネットは無法地帯ではなく、行動には結果が伴うと示された」と語った。
‘@日本でこの賠償命令が正当化されれば、虚偽発言だらけの政治家や芸能人を筆頭に兆の金が国庫に入る。