記者会見で話す亡くなった川上幸伸さんの妻・千春さん(午後2時過ぎ@大阪市内)
2016年に大阪府門真市の住宅で川上幸伸さん(当時43)が刺されて死亡、子ども3人が重軽傷を負った事件。
遺族が坂部裕眞・旧姓小林裕眞受刑者(30)と母親に7200万円の損害賠償を求めていた裁判で、
大阪地裁は受刑者と母親に賠償を命じる判決を言い渡した。
判決を受けて、亡くなった幸伸さんの妻・千春さんら遺族は大阪市内で会見を行った。
「勝てて嬉しく思います。これで決着ついてホッとしています。
これからこのような事件が起きないことを祈ります。
この裁判での過程はしんどかったです。やっと普通に過ごせるようになりました。
今回の判決を通じて犯人だけではなく、その家族も問われることを知って欲しい」と話した。
その上で 「謝罪の手紙などは未だに一切ない。自分だけ逃げるのは悔しいし、耐えられないです。
一生、罪と向き合って生きて欲しい」と訴えた。
‘@以前から指摘しているが未成年者の犯罪などは、親の責任も大きい。
親も十分反省して、少しでも遺族が納得できる形にすべきだ。