「絶対に認めない!」
名古屋の入管施設で死亡したスリランカ人女性の遺族が国に損害賠償を求めている裁判で、
国側は全面的に争う姿勢を示していることが分かりました。
スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(33)は、名古屋の入管施設で収容中に体調不良を訴え、
点滴や入院を求めたが対応されないまま、2021年3月に死亡した。
遺族は「入管が適切に対応していれば命は救えた」として、
国におよそ1億5600万円の損害賠償を求めて裁判を起こした。
原告側によると、国は全面的に争う姿勢である。詳細は裁判の過程で明らかにするという。
第1回の口頭弁論は6月8日、名古屋地裁で行われる。
(合掌)