韓国で最も人気の通信アプリ「カカオトーク(KakaoTalk)」で15日、大規模な障害が発生。
原因はデータセンターで起きた火災で、5000万人以上のユーザーに影響が及んだ。
障害は16日まで続いた。
大統領秘書室の金恩慧(キム・ウンヘ)広報首席秘書官は16日、
「ネットワーク網かく乱は国民生活に大きな被害を与えるだけではなく、
有事の際に国家安全保障にも致命的な問題をもたらす」と述べた。
その上で、「企業の責務であり社会的約束」と強調。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、大統領府を通じて、
「国民が経験している不便と被害を非常に重く受け止めている」と表明。
「原因を特定するだけでなく、ツインデジタルセンターの導入といった再発防止策や、
障害発生時の報告・対応態勢を整備しておく必要がある」と語った。
カカオトークは韓国国内では日常生活の一部となっている。
利用者から多数の苦情が寄せられた。