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​ワクチン2回目接種後に異変、血栓びっしり。

毎朝ウオーキングをしていた人が…

大阪府高槻市大阪医科薬科大学法医学教室では鈴木廣一名誉教授ともう一人の教授で、

年間160~200体、犯罪や事故、または自宅や路上などで突然死した人の遺体を解剖している。

昨年8月上旬、60代男性の遺体が運び込まれてきた。

男性は、中肉中背、毎朝1時間のウオーキングを欠かさず、健康を保っていたが、

ファイザー製の新型コロナワクチン2回目接種後から異変が生じた。

家族の話では、男性は胸の違和感を訴え、「息切れがする」と日課ウオーキングをやめた。



男性は、接種5日後、あまりの苦しさに診療所に電話をし、

受診に向かおうとして自転車に乗ってこぎ出したところで、

「やっぱりしんどい」と止まり、そのまま倒れた。

見送りの妻が周りに助けを求め、男性は救命救急センターに搬送されたが、すでに心肺停止状態。

間もなく死亡が確認された。救命センターの担当医は、法律に従って警察に連絡し、

遺体は解剖による死体検案のために大阪医薬大に送られた。



鈴木教授は、深々と遺体に一礼し、「始めます」と介助の技術職員らに声をかけた。

外表検査から始め、胸部にメスを当てて開き、内景の所見に移る。

静脈血を肺に送る肺動脈を切断し、断面を確認する。

鈴木教授は思わず、目を見張った。血の塊=血栓が、びっしり血管内に詰まり、血流を塞栓(遮断)していた。

「これでは血液中の酸素濃度が急激に低下して、呼吸困難や心停止を起こす。おそらく即死に近かっただろう」と直感。



では、血栓はどこから来たのか? 往々にして血栓は下肢の深部静脈で生じる。

鈴木氏は左脚の膝の奥の膝窩静脈にメスを入れた。血栓らしきものはない。

続けて右脚の膝窩静脈を開くと黒い血栓がひしめいていた。これだ!

鈴木教授は、解剖を振り返って、

「左脚に血栓がなかったのは、そこにあった小血栓が亡くなる直前に、

自転車をこぐ運動で剥がれて血流で運ばれたから。

血栓は心臓から肺に入り、まず末梢の血管で詰まる。次々と血栓が押し寄せ、

塞栓が幹の肺動脈に達したと考えられます。原理的にはエコノミー症候群と同じです。



だけど毎朝、ウオーキングをしていた人がいきなり血栓塞栓症を発症するなんて、通常、ありえません。

ワクチン接種後、胸の苦しさが続き、診療を受けに行く途中で倒れている。

こうなればワクチン接種と死亡の因果関係あり、と捉えるのが医学的見方です」

だが、厚生労働省は、このケースも因果関係を評価不能としている。

大阪医薬大法医学教室は男性の他に解剖した3人の事例で、死因をワクチン接種と推認している。