米軍当局者によると、イスラエル系の石油タンカーが15日の夜、
オマーン湾でイランのドローンと疑われるものに襲われ、船に穴を開けたが、負傷者や死亡者はいなかった。
イランのドローンによるとみられる攻撃をしばしば受けている。
当局によると、600フィートの太平洋ジルコンは、1機のドローンに襲われたとき、オマーン湾を移動していた。
ストライキは船の後ろに穴を開けたが、船は無効にされなかった、と彼らは付け加えた。
攻撃は油流出を引き起こさず、船は航行している。
このニュースの後、国際的な原油の市場価格がやや上昇した。
米軍は、この攻撃を中東に対するイランの脅威の兆候として非難。
バイデン大統領の国家安全保障顧問であるジェイク・サリバンは攻撃を非難し、
米国はイランが攻撃を実行した可能性が高いと確信していると述べた。
中東での米軍作戦を担当する米国中央軍の責任者であるマイケル・エリック・クリラ将軍は、
「この重要な海上海峡での民間船舶に対するこの無人航空機攻撃は、
この地域におけるイランの悪意のある活動の不安定な性質を再び示しています」と述べた。
サリバン顧問は「私たちはパートナーや同盟国と協力します。イランに責任を負わせ、適切な手段で対応する」としている。
イラン外務省のスポークスマンであるナセル・カナアニは、米国の非難に異議を唱え、
イランが攻撃を実行したことはなかったと述べた。
イランは、髪を覆うことを義務付ける国の法律に抗議した女性を、
道徳警察の拘留中に死亡した22歳のマフサ・アミニの死によって引き起こされた対応をめぐって、
国内外で圧力が高まっている。
ごく最近、イスラエルはイラクとシリアの国境でイランの武器の護送船団と疑われる車列を攻撃、
少なくとも10人を殺害したとされる。