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​​中国が軍艦6隻を中東に派遣。

中国海軍、中東へ。中国は軍艦6隻を中東地域へ急派。
 
イスラエル・ガザ紛争の緊張が高まる中、中国軍は中東に最大6隻の軍艦を駐留させた。
 
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(19日付)は「中国が中東に昆明級ミサイル(052D型)駆逐艦2隻を含む最大6隻の軍艦を展開」と報道。
 
052D型駆逐艦は米軍のイージスシステムに匹敵する高性能レーダーと電子機器、垂直ミサイル発射装置を搭載している。
 
イランがイスラエルに参戦の意向を伝達したことを受け、同地域にはすでに米空母打撃群が展開。
 
中国が派遣した6隻のうち2隻は昆明駆逐艦で、空母を撃沈できる国産の YJ-21対艦弾道ミサイルを装備。
 
「人民日報」傘下の「環球時報」英語版(23日付)は「中国の中東における軍艦の配備は日常的な護衛任務と友好的な訪問の一環であり、
 
現在のイスラエルパレスチナ紛争への干渉ではない」とする中国の軍事専門家の分析を伝え、
 
「一部西側メディアは中国の中東における海軍の展開を誇張している」と反論。



中国の王外相が26-28日にワシントン訪問、中東情勢も議論。
 
国務長官、中国外相と連携目指す。中東の紛争拡大回避へ。
 
ロシアは潜水艦を動かしているとの情報も。
 
バイデン政権はイスラエルへ追加弾薬を供給し、中東に2つの空母打撃群と100機を超える戦闘機、巡航ミサイル偵察機を展開、米海兵隊約2000人も増派。
 
サウジに終末高高度防衛システム(THAAD)を、クウェート、ヨルダン、イラク、サウジ、カタールアラブ首長国連邦UAE)にパトリオット地対空ミサイルシステムを送る。
 
米国はこれまでレバノン武装組織ヒズボラからイスラエルへの攻撃を抑止するために軍事を派遣してきたが、中東全域の脅威に焦点を合わせなければならなくなった。
 
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(24日付)によると、17~24日イランに支援された武装集団がイラクの米軍基地に10回、シリア南東部の米軍基地に3回ドローンやロケット弾攻撃を行った。
 
イエメンではイランに支援された武装勢力フーシ派がイスラエルに向けイラン製巡航ミサイル5発、ドローン約30機を発射。



米はハマスと連携するイラン・シリアなどの動きを封じ込める必要性に迫られている。
 
中国の王毅外相はハマス批判を避け「イスラエルの行動は自衛の範囲を超える。ガザ住民への集団的懲罰は避けるべきだ」とイスラエルを非難。
 
翟特使は、中露はパレスチナ問題で同じ立場を共有し、2国家解決を助けるために協力するつもりだと表明。
 
中国はロシアと協調し、イスラエルを軍事支援する米国が危機を拡大させていると追及。
 
そんな中、レバノン南部に拠点に置くヒズボライスラエル軍との間で、レバノン国境を越えての軍事衝突が最悪の事態にエスカレートしている。
 
いずれにしろ一刻も早い収束を願うのみ。