元日本サッカー協会会長で、Jリーグ初代チェアマンも務めた川淵三郎氏(85)
テレビ朝日「タモリSTATIONに生出演。
日本代表チームを率いる森保一監督(54)と昨年末に交わしたという会話の内容を明かした。
日本代表はW杯アジア最終予選では初戦から苦戦続き。SNS上を中心に森保監督の解任論も噴出。
川淵氏は日本がまだカタール大会の出場権を得る前だった昨年末に森保監督と話をし、
「もっと組織的に攻撃するのを日本のファンが楽しみにしているのに、今の代表はそれがないから見てて面白くない!」
と厳しい言葉を突きつけたことを明かした。
だが、川淵氏によると森保監督は「川淵さん。昔の日本は組織でいろいろ形をつくってやってたけど、
今はヨーロッパに行っている選手が多いから組織じゃなくて個の力の突破でもって攻撃をするんです。
そのバランスが難しいんで」と反論。
「なるほどな…」と思ったという川淵氏は「いま見てると、個の力の、
それぞれの特長をうまく生かしてこの前の2点につながっているんでね」と、
ドイツ戦で挙げた堂安、浅野の得点について触れた上で、
「ああ、もう監督の一番苦労した形が今いい方向に出ているんだなって、やっぱり納得できましたよね」と続け、
「もうね、ハラがすわってね。そのころは“監督代えろ、代えろ”って話が僕のところにさえ来るんですよ。
僕は何もそんなこと決められないのに。その時にも彼は本当に度胸がすわってましたよ。
だから絶対に大丈夫だなとも思って彼を信じてたら結果的にはそうなったんでね。
本当にいい方向に行ってますね」と満足げに話した。
また、その後、「さっきの話の続きだけど…」としながら、
「まだ負けている時に“お前、ちょっとベテラン選手に遠慮してそういうポジション決めてんじゃないの?
自分の思う通りにやればいいんじゃないかって言ったら、、
”川淵さん、僕は川淵さんが思うほど優しい男じゃなくて私は冷酷な男です。
そんなことは絶対に自分でやりません”って言われたんでね。
また凄いなーって。あの優しい顔にはそういう言葉が出て来るとは夢にも思わなかった」と明かした。
‘@川渕氏を納得させる森保監督も素晴らしいが、納得する川渕氏の聞く耳もさもありなん。
だから、Jリーグが成功したのだ。
散々日本代表と森保監督を扱き下ろしていた闘莉王を何でNHKは解説に起用しているのか。
そう言えば、越後屋もそんなものだった。