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​海自の護衛艦が自力航行不能に。

海上保安庁によりますと、海上自衛隊護衛艦1隻が、山口県周防大島沖で自力で航行できない状態に。

他国などからの攻撃ではなく自損事故だとしている。

この船は海上自衛隊護衛艦「いなづま」で、海底に接触した可能性があり、

周囲に少量の油が漏れているということです。海上保安庁は、油がどの程度漏れているかを確認。

また、自衛隊の別の船が、航行できない船をえい航するために現場に向かっているという。

「いなづま」は、2014年4月23日、ソマリア半島に挟まれたアデン湾にて漂流船を発見し乗船者75人を救助。

2018年7月の豪雨の影響により呉市内で断水が発生したことを受け、7月8日から艦内の入浴施設を被災者に開放。

本艦は主に呉市在住者向けの「男湯」として機能した。



「いなづま」は、三井造船玉野造船所で1954年12月25日に起工され、1955年8月4日に進水、

1956年3月5日に就役し、呉地方隊に編入された。5月1日、第1護衛隊群に編入

1960年6月4日、津軽海峡東口付近で夜間対潜訓練中に僚艦の「あけぼの」が衝突し艦橋が破損、

「いなづま」の乗員2名が死亡し、2名が負傷する事故が発生。

海自の事故調査委員会によれば、原因は「あけぼの」の操艦ミス。

その後、応急修理のため函館ドックに入渠したが、6月15日、ガソリンを使用した作業中に火災が発生、

乗員3名が死亡、乗員4名とドック従業員2名が負傷する事故が起きた。

「いなづま」の名を持つ日本の艦艇はなぜか衝突事故と縁があり、初代から3代目まで必ず一度は衝突事故に遭い、

初代は沈没、4代目となるこの艦もその例に漏れる事なく自力航行不能状態に陥った。