自民党の佐藤正久外交部会長は25日の党会合で、
中ロ爆撃機による日本周辺での共同飛行などの軍事的圧力に対抗し、
海上自衛隊の護衛艦に台湾海峡を通過させる「航行の自由作戦」や、
オホーツク海周辺での訓練を実施するよう求めた。
「毅然とした行動を示すべき段階に来ている。日本がゆでガエルになっては絶対にいけない」と述べ、
中・ロ合同で軍事活動を行ったことについて、
「中国自らが力の信奉者、ならず者国家であることを示したようなものだ」と批判。
‘@世耕議員同様、佐藤久議員も存在感が薄れているので、この頃は過激な発言が目立つ。
ウクライナにプーチンが侵略したのはNATOの拡大が原因だと非難しながら、
日本をウクライナと同じ立ち位置に追い込もうとする佐藤久議員は、イカレてしまったのか。
過激な言動で中国を刺激してどうするのだ。
自衛隊の台湾海峡通過やオホーツク海周辺での訓練などは、中ロの思う壺。
それをしたら、もう後には引けない。中・ロと戦うと言うのか。
駐ロは、ここぞとばかりに次の行動に出てくる。
駐ロの術中に自ら入ってどうするのか。だから、日本は負けるのだ。
本来なら、過激な言動を窘めるのが、自衛隊経験者でもある佐藤久議員の役目の筈。
もうろくしたものだが、岸田降ろしの一面もある。
岸田内閣の支持率が高いのには、佐藤久議員が嘲笑された安倍晋三議員も不快。
なんとか、混乱を招いて、岸田内閣を揺さぶりたい。
だから、両氏とも、執拗に中国批判を繰り返している。
こういう人間が日本を戦争へと導くのだ。