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中国空母、太平洋で発着艦相次ぐ。

防衛省統合幕僚監部は21日、中国海軍の空母遼寧が17日以降、

沖縄南方から東方にかけての太平洋上で艦載戦闘機やヘリコプターの発着艦を繰り返していると発表。

17~20日にかけて戦闘機は約60回、ヘリは約70回あったとしている。

海上自衛隊護衛艦きりさめが監視に当たり、戦闘機には航空自衛隊戦闘機が緊急発進し、対応。

遼寧は16日に沖縄本島宮古島の間を抜け、太平洋に入った。

その後、北大東島沖大東島から数百キロ以上離れた洋上をミサイル駆逐艦などと移動。

5月に遼寧が太平洋上で同様の行動をした。



中国国営メディアなどによると、中国とロシアの海軍は21日、

定例の合同軍事演習「海上連合2022」を中国東部浙江省沖の海域で開始。

国防省によると、27日までの日程。

中国国営新華社通信は演習の目的について「海上安全保障の脅威への共同対応を強化する」と指摘。

国防省は「両国海軍の連携を強化し、アジア太平洋地域の平穏と安定を維持する」と主張。

国防省によると、空中や海上の標的に対する射撃訓練や潜水艦に対する攻撃訓練を実施。

ロシアからは露太平洋艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「ワリヤーグ」など計4隻、

中国からは駆逐艦や潜水艦など計6隻が参加。

ロシアのウクライナ侵略で、中ロの姿勢には微妙な隔たりも指摘されているが、

双方は米国への対抗のために今後も軍事協力の拡大を進める方針だ。

中国は9月にロ軍が極東で実施した大規模軍事演習に2千人規模の陸上部隊を派遣。

5月と11月には中露の戦略爆撃機などが日本海東シナ海の上空を合同飛行した。



演習を通じ、台湾情勢やウクライナ戦争を巡り対立する米国や日本を威圧。

結果、防衛費増大は抑止力ではなく相手を過激にさせるということが目の前で起きている。

ブルームバーグ通信は21日までに、中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の、

エルダド礁やランキアム礁など4カ所で埋め立て活動を行っていると報じた。

フィリピン外務省は21日、「深刻な懸念」を表明し、国際合意などに違反と反発。

同通信は、中国当局の統制下で事実上の海上民兵となっている漁船団が埋め立てを行っていると報道。

西側当局者は「前例のない動き」だと指摘。

エルダド礁では海面上に新たな土地が出現。

以前は満潮時に一部しか現れなかった地点に掘削機や大きな穴、がれきの山が確認されたという。

‘@防衛費増大は抑止力ではなく相手を過激にさせるということが目の前で起きている。