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法廷内での監視カメラ映像、国側強く反対。

名古屋出入国在留管理局の施設で死亡したウィシュマさん(当時33歳)の訴訟で、17日、非公開の協議が開かれた。

ウィシュマさんの収容中の様子を収めた監視カメラ映像を法廷内で上映することについて、

国側は「必要性がない」として反対の意向を示した。



今後、国側から反対理由が書面で提出された後、改めて協議される見込み。

遺族側は「真相を明らかにするため、公開の法廷で上映するのが正しい方法だ」と訴えていた。

遺族側代理人の駒井知会弁護士らによると、国側は裁判官が映像の内容を確認すれば十分だと主張。

法廷内に大型モニターを設置して上映することには「必要性がなく、保安上の支障も残る」と強く反対したという。

駒井弁護士は「裁判は原則公開と憲法に定められている。国側の主張は理由になっていない」と指摘。

上映を求めているのは、22年12月に国側が証拠として提出した約5時間分の映像。

遺族側は「なぜ亡くなったのかを知るための重要な証拠」として約295時間分の全データの開示を求めている。



‘@不都合なことがあるから開示しない。

不都合なことがあるから上映させない。

国側の不誠実な態度には憤りしかない。

過ちを認めないで反省しないということは、まだまだ死者が出るということだ。