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​埼玉県でサル痘初確認 男性2人。

海外渡航歴無し。

埼玉県はきょうまでに、県内に住む男性2人がサル痘に感染したと発表。

県によると、サル痘の感染が確認された2人はいずれも埼玉県の30代の男性で、

今月26日ときのうの検査で確認されたという。

2人には、発疹や発熱などの症状があるものの、容態は安定しているという。

また、2人にはいずれも海外渡航歴はないという。

埼玉県は、発疹や発熱など感染が疑われる症状がある場合は身近な医療機関に相談するよう呼びかけている。

国内では、2022年7月に東京都内に住む30代の男性の感染が初めて確認された。
 

ヨーロッパに渡航した際に、その後サル痘と診断された人との接触があったという。



‘@海外渡航歴が無くてサル痘に感染したということは、ウイルスが国内にいるということだ。

2022年5月、海外渡航歴のないサル痘患者が英国より報告され、欧州、米国でも患者の報告が相次いでおり、

調査が進められている。

サル痘は、サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患。感染症法では4類感染症に位置付けられている。

主にアフリカ中央部から西部にかけて発生。

サル痘の潜伏期間は5~21日(通常7~14日)とされる。

潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などが1~5日続き、その後発疹が出現。

発疹は典型的には顔面から始まり、体幹部へと広がる。

初期は平坦であるが、水疱、膿疱化し痂皮化した後、発症から2~4週間で治癒する。

発疹は皮膚だけではなく、口腔、陰部の粘膜、結膜や角膜にも生じることがあるが、

特に初期においては他の発疹症との鑑別が困難なことがある。



致命率は0~11%と報告され、特に小児において高い傾向にある。ただし、先進国では死亡例は報告されていない。

サル痘ウイルスの動物からヒトへの感染経路は、感染動物に咬まれること、

あるいは感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されている。

ヒトからヒトへの感染は稀であるが、濃厚接触者の感染や、リネン類を介した医療従事者の感染の報告があり、

患者の飛沫・体液・皮膚病変(発疹部位)を介した飛沫感染接触感染があると考えられている。

発熱、皮疹がありサル痘が疑われる場合、マスク着用を行い、咳エチケットを守り、手指衛生を行う。

また、患者が使用したリネン類から感染した報告があることから、

使用したリネン類や衣類は手袋などを着用して直接的な接触を避け、密閉できる袋に入れて洗濯などを行い、その後手洗いを行う。