オランダ・ハーグにあるICC=国際刑事裁判所は、ウクライナ情勢をめぐり、
ロシアが占領したウクライナの地域から子どもたちを移送したことが国際法上の戦争犯罪にあたるとして、
ロシアのプーチンなどに逮捕状を出したと明らかにした。
これについてウクライナ側が歓迎する一方、ロシア側は強く反発。
‘@逮捕状が出たからと言って、プーチンをどうすることもできない。
ただ、経済だけではなく、プーチン自身をも縛られる。
国連安全保障理事会の常任理事国の首脳に逮捕状が出された意味は大きい。
3日後には中国の習主席が公式訪問するこのタイミングでの逮捕状。
習主席は国家犯罪人と公式会談することとなる。
また、南アフリカ含むアフリカの半数、ブラジルを含むほぼ全ての中南米諸国など、
ロシアが頼りとする、グローバルサウスや、
友好国のセルビアやタジキスタンなどにも逮捕されるので行けなくなる。
外交を制約する大きな効果を持つこととなる。
プーチンの残虐行為は今に始まったことでは無く、
プーチンを「人情家」や「信頼できる」などと評価してきた政治家や外務省幹部と、コメンテーターや評論家は、
猛省して謹慎すべきだ。