松本剛明総務相は18日の閣議後の記者会見で、
電波のつながりやすい「プラチナバンド」の未利用帯域の割り当てについて、
有識者会議で可能との結論が出れば「総務省として秋ごろの割り当てをめざす」と表明。
プラチナバンドは携帯電話4社のうち、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社に割り当てられているが、
後発組の楽天モバイルは持っておらず、競争上不利だとして、３社の帯域を再配分するよう主張していた。 
有識者会議が未利用帯域の割り当てを可能と判断すれば、楽天には追い風になりそうだ。
700〜900メガヘルツ（MHz）の周波数帯はプラチナバンドと呼ばれ、建物内などでもつながりやすい。
現在、総務省では700MHz帯の未利用の一部の周波数を利用できるか作業部会で検討している。
