秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相と鈴木俊一財務相は、
今日(2日)午前、仁川市延寿区(インチョンシ・ヨンスグ)の松島(ソンド)コンベンションセンターで開かれた、
「第56回アジア開発銀行(ADB)年次総会韓日財務大臣二国間会議」に出席。
チュ韓国副首相兼企画財政部長官は3日、液化天然ガス(LNG)の共同購入と安定的な需給のために日本との協力を強化すると明らかにした。
チュ副首相は「韓国と日本がLNG共同購入や需給不安定時の相互供給の協力を強化したい」とし、
「両国は地理的に近いため(協力で)価格交渉力を高めることができる」と話した。
チュ副首相は半導体サプライチェーンに関連して「韓国は製造、日本は素材部品で競争力がある」として、
「当局間や民間で議論を進めることが両国の共同利益に合致する」と説明。
韓国・日本・米国・台湾の半導体サプライチェーン協力対話である「CHIP(チップ)4」の構想に積極的に関与するという意志を表明し、
蓄電池と航空宇宙分野で両国が協力することを願うという期待感も表わした。
欧米で推進されている環境規制については温室効果ガス排出量の測定基準に不明な部分が多いと指摘、
「企業の不利益とならないよう両国で対応を進めたい」と述べた。