4月にウクライナの公開情報の調査・分析コミュニティの「モリファル」(Molfar)が調査報告書(更新版)を公表。
それによると、ロシアでの昨年の火災発生件数が414件だったのに対し、今年1~3月の3カ月間ですでに212件に増加しているという。
かつ、いずれも数百万ドル(約数億円)規模の被害が出ており、経済がすでに低迷しているロシアにとっては大きな打撃となっているとしている。
さらに、同報告書によれば、これらの火災はウクライナのスパイ活動とロシアのレジスタンス運動に起因するものだという。
ロシアでは、工場、倉庫、ショッピングモールが最も頻繁に火災が発生。
工場と倉庫が最も多く焼失し、全ケースの70%以上がこれらの施設で発生。
ショッピングセンター(モール)も12%。
その他、エネルギー施設、軍事工場などで発生。
すべての火災は夜間に発生したため、大量の死傷者は出ていない。