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少数民族数千人、中国当局に抵抗。

イスラム教徒の少数民族数千人が先週末にかけて、中国南西部にあるモスク(イスラム教礼拝所)を取り囲んだ。

彼らは当局がモスクのドームや「ミナレット」と呼ばれる尖塔(せんとう)を取り除こうとしていると主張。

村のモスクは、破壊の及んでいない最後のモスクの一つだという。そうした試みを阻止する最後の手段として集結。



中国では宗教の自由に対する弾圧が拡大している。

近年中国当局は、イスラム教的と分かる建築物を排除するべく、全国1000カ所以上の回族のモスクを対象に、

モスクの破壊や、ミナレットを倒すといった行為を繰り返してきた。

目的は、外国の影響を受ける宗教を浄化し、中国の伝統文化と独裁的支配により即した形になるよう調整することにある。



回族の老若男女数千人が27日、モスク周辺に集まった。近くに配備された警官隊1000人以上が彼らを監視していた。

モスクに着くと既に敷地内にクレーンが置かれるなど、強制的な破壊の準備を整えているのが分かったという。

緊張が激化したのは午後1時前後だ。正午の礼拝を行うため信者らがモスクに入ろうとすると、警官隊は群衆を警棒で殴打。

これを見た一部住民が反応し、警官隊との衝突につながったという。

現在は米国に住み、現地の住民と緊密に連絡を取っている回族の有力な活動家、マー・ジュー氏は、約30人が逮捕されたと述べた。

数時間に及ぶ膠着(こうちゃく)状態の後、破壊に抗議する人々はモスクになだれ込み、警官隊は退却した。

27日夜から28日にかけ、住民は交代でモスクの警護に当たった。

当局が戻ってきてドームやミナレットを破壊する恐れがあったからだと、説明する。



‘@認め合ってうまくやればいいのだが、あえて強硬に排除しようとする。

それで国が守れる、正義だと思い込んでいる。

中国にも多数の部族がいるが、国内の部族には普通に接するが、海外と繋がりのある宗教の締め付けは強い。

自信がない裏返しなのだろうが、宗教は争いの元となるのも歴史的な事実だ。

それを恐れているということは、いまだ発展途上頭ということだ。

その国が力を蓄えたから厄介なことになっている。