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日本航空 “万博後「空飛ぶクルマ」事業化。

赤坂社長は、新型コロナ禍で落ち込んだ航空需要が観光分野で順調に回復しているとしながらも、

「ビジネス需要は国内では新型コロナ前の7割。海外だと5割にとどまっている。

しばらく新型コロナ前の水準には回復しない状態が続くのではないか」と分析。

ビジネス分野では当面厳しい状況が続くという見通しを示した。



そのうえで、訪日外国人観光客を念頭に「東京に来て新幹線で京都に行く方はたくさんいるが、

飛行機で北海道や沖縄に行く人は多くはない。地方に飛行機で行っていただくような需要を作れば、

ビジネスの落ち込みを十分補える」と説明、インバウンド需要の地方への誘致に力を入れる考えを示した。

その上で赤坂社長は「自由自在に移動できれば地方における移動の制約が排除されて、観光やビジネスの可能性が広がる。

万博で最初に飛ばす計画でいるが、その後すぐに社会実装をして商用化を進め、全国に空飛ぶクルマを広げていきたい」と述べ、

万博のすぐ後にも空飛ぶクルマの本格的な事業化を目指す考えを明らかにした。

日本航空は2年後に開催される大阪・関西万博でいわゆる「空飛ぶクルマ」の運航を目指している。