中国商務省と税関総署は20日、一部の黒鉛(グラファイト)の輸出を規制すると発表。
安全保障上の必要に応じてハイテク製品などの輸出を禁止できる「輸出管理法」に基づく措置で、12月1日から実施するとしている。
黒鉛は一般的にリチウムイオン電池の材料となるなど、さまざまな工業用途に使われている。中国が世界最大の生産国で輸出国だという。
商務省は発表で「国家安全と利益を守るためだ」と説明。黒鉛を政争の具にする目的だ。
世界的なサプライチェーンの安全と安定に資すると、意味不明の指摘も。
特定の国や地域を標的としたものではなく、要件を満たせば許可されるとしており、中国になびけば黒鉛を分け与えるのも吝かでないという事だ。
トヨタ自動車は19日、北米の電気自動車(EV)の急速充電規格を巡り、米テスラの「NACS」方式を2025年から採用すると発表。
日本車メーカーでは、日産自動車、ホンダに続く採用になる。
北米の充電網はテスラ規格が主流になる見通しで、トヨタも採用に踏み切る。