米公衆衛生局長官のジェローム・アダムス氏は米国時間4月5日、
「今週、アメリカでは、真珠湾攻撃や9.11のような瞬間が起きるだろう。
その瞬間は、局所的ではなく、全国的に起きることになる」 と警告。
多くの専門家が、実際の死者数は、CDCの報告以上にはるかに多くいると指摘。
3月20日、ロサンゼルス郊外のサン・ガブリエル市に住む43歳の男性が、
新型コロナと思われる症状を発症したものの検査を受けさせてもらえずに亡くなった。
検視局は、病院の診断通り、死因は肺炎と断定。
しかし、疑問を持った男性の妻が民間の検査機関に調査してもらったところ、
男性は新型コロナに感染していた。
新型コロナに感染している可能性がある患者も、結局感染しているのかわからぬまま、
自宅もしくは病院で死亡する状況が起きている。
死亡した人に対する新型コロナ検査も行われていないため、
死因は新型コロナと特定されない。
新型コロナ危機以前は、ニューヨーク市で、自宅で死亡する人の数は1日平均20~25人だったが、
今では連日、200~215人が自宅で死亡しているとされる。
ニューヨーク市議会の保健委員会委員長マーク・レヴィン氏は、ツイッターで、
「増えているのは病院で死亡する患者だけではない。
つまり、感染していると思われる多数の人々が、検査をされることなく、
入院もできず、自宅で死亡している」とツィート。
そしてこれらの人々は新型コロナの死者数には入れられていないという。
日本でも一日300人くらいの人が肺炎で亡くなっている。
しかし、PCR検査は実施されていない。
検査されていなくても現状、肺炎で死亡した場合は感染症と同等の扱いで荼毘に付される矛盾。