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加計学園、獣医学部「四国枠」入試変更へ。

安倍総理モリカケ問題の一つ、学校法人「加計学園」(岡山市)が運営する、

岡山理科大獣医学部今治市)は、

四国4県の受験生の特待枠「四国入学枠(四国枠)」の名称を、

2021年度入試から「四国獣医師養成奨学制度」に変更。

併せて適用の入試区分を広げて受験の機会を増やす。

これまで「開学の目玉」として制度のPRに努めてきたが、

開学後3年間の通算志願者は募集人員の27%程度。

合格者は通算5人で募集の8%、20年度はゼロだった。

「なりたいけど獣医学部がないので創立する」とのお題目が、

真っ赤なウソだったことが良く分かる。

 

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         (官房長官候補?)

この制度は、四国4県の高校出身者が対象で、

年額100万円の授業料支払いを6年間猶予する。

卒業後、四国で5年間、継続して獣医師として勤めた場合は返済が免除される。

この大枠と、「最大20人」の人数は従来と変わらない。

当時散々指摘したが、これだけ優遇されても受験者がいない。

仕方がないので、枠を増やし、評定平均値を下げて、なりふり構わず学生を募る。

安倍政権安倍総理の大ウソつきがまた証明された。

岡山理大入試広報部は「『四国枠』という名称が、

四国出身受験者のための特別の入試があるかのような誤解を与えるおそれがあったので改称した」

と的外れな説明をするが、特別の入試は無くても特別優遇はある。

そのうえで、「一般入試を含む7区分への適用拡大で、希望者に受験の機会を増やしたことになる」と、

枠を増やしても来る人がいなければ意味がない説明をした。