米電気自動車(EV)メーカー、テスラTSLA.Oが5日、
テキーラ「テスラ・テキーラ」を同社のウェブサイト上で発売した。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は2018年のエイプリルフールに、
「テスラキーラ」の構想をツイッターに投稿。多くのフォロワーは冗談だと受け止めていた。
販売したのは稲妻のような形状のボトルに入った「テスラ・テキーラ」で、
値段は1本250ドル(約2万5800円)。
製造元は米カリフォルニア州南部に拠点を置きスピリッツ類を手がける「ノソトロス・テキーラ」。
米国の一部の州を対象に、1人当たり2本に限ってテスラの公式サイト上で5日に販売を始め、
すぐに売り切れとなった。
テスラが自動車とは全く異なる業種の商品の販売に踏み切ったのは今回が初めてではない。
今年は運動用として短めの赤色の短パンも売り出していた。
同社のウェブサイトによると、製造元はNosotros Tequila社であり、
フレンチオークの樽で熟成させたアニェホ(アネホ)で、「ドライフルーツのタッチと軽いバニラ香があって、
シナモンと胡椒のバランスの取れたフィニッシュである」との説明がなされている。
「100& PUROI DE AGAVE」と記載されており、100%アガベを使用したプレミアムテキーラで、アルコール度数は40%となっている。