「ウソは全てを腐敗させる」
安倍前総理殿、「そんなに早く回復する治療法があるのなら教えてくれ」
24日、衆院財務金融委員会で、調査を求めた立憲民主党の川内博史氏の質問に対し、
衆院調査局が明かした報告によると、
安倍政権が2017~18年に行った国会答弁のうち、事実と異なる答弁が計139回あることが判明。
最も多かったのは、国有地売却に絡み、財務省側が、
森友学園や大阪府などと交渉・相談していた記録の存在についてだった。
計71回も事実に反する答弁が繰り返されていた。
当時の石井啓一国土交通相らが行った計5件の答弁が、事実と違っていた。
近畿財務局が学園側に貸付料概算額を事前に提示していたことについても、
佐川氏や麻生太郎財務相らが「近畿財務局に確認しても、額を示した事実はない」
などと計26回事実に反する答弁をしていた。
その多くは、保存されていた記録や資料を「廃棄した」「残っていない」と繰り返すもので、
野党側は「事実上の虚偽答弁」とみている。
川内氏は朝日新聞の取材に「記録があることを知っていながら『ない』と答えていたわけで、
事実上の虚偽答弁だ。安倍政権が国会を徹底的に軽視した表れだ」と批判した。
‘@いまさら感は否めないが、桜を見る会の前夜祭会費補填問題も表面化してきた。
なにか、流れが変わっているようだ。
安倍前総理はこの頃、動きを活発化させているが、目障りに思う人もいるようだ。
安倍前総理は、9月28日に開かれた出身派閥・細田派のパーティーに出席。
壇上であいさつした安倍前総理の姿を見た出席者のひとりは拍子抜けしたという。
「持病の潰瘍性大腸炎という難病が、総理大臣を続けられないほど悪化したというわりには、
足取りもしっかりしていたし、顔色もよかった。壇上でこれからも頑張っていきたいと、
拳を振り上げて気勢を上げていた。こんなに元気なら、総理を辞める必要はなかったじゃないか」
8月28日の退陣表明からちょうど1カ月後の表舞台復帰。
「おかげさまで、だいぶん薬が効いてまいりまして、健康回復をしつつございますので、
一議員としてしっかりと菅政権を支えながら、日本のためにこれからも頑張っていきたい」
安倍前総理はニコやかに語った。
延長した総裁任期は、まだ1年残っていた。
それでも総理の座を辞せざるを得ないほどの病状悪化だったのではないのか。
1カ月で回復するのであれば、臨時代理を立てるなど、療養しながら継続できたのではないか、
と、疑義を呈する自民党議員もいる。
党則を変えてまで、「連続3期9年」に延長した総裁任期は何だったのか。
「潰瘍性大腸炎」で、多くの人が苦しんでいる。
そんなに早く「回復する治療法があるのなら教えてくれ」と訴える患者の声も多数ある。
これまで医師団が「安倍総理は潰瘍性大腸炎である」という診断結果を公表したことは一度もない。
辞任の時に安倍総理がかかりつけの医師に頼んだが固持されたとの話も出ている。