病院感染症内科・地域ケア科医師の意見。
「ＧＯＴＯ中止が遅かったとか、４人以上の会食は良くないとか、
いろいろ言われてますが、感染対策の基本が守られていなければ、
どんなシステムの議論も意味をなしません。
それはすなわち、
人が集まる場所に入るときは、マスクを着用すること
公共のモノに触れたときは、手を洗うか消毒すること
発熱などの症状を認めるときは、外出を自粛すること
です。
これら３つの原則が守られるだけでも、（封じ込められるとまでは言いませんが）
流行の勢いは収まっていくと私は思っています。
逆に、これらが守られていなければ、ＧＯＴＯを中止しても流行は拡大し続けるでしょう。
ただし、規律権力的な「感染対策」については、できるだけ避けるべきだと思ってます。
たとえば、「外出自粛」や「マスク着用」の違反に罰則を設けている国がありますが、
私自身はそれには反対の立場です。
なぜかというと、実は罰則を設けるというのは、生活様式を変える以上に大きな変化なんですね。」
‘＠もう散々言い尽くされたこと。
みんなが原則を守れるのなら医療崩壊など起きない。
日々最多を更新する、こんな現状にはなってはいない、
多くの人は守っているが、守らない人がいたり、旅行などをすればどうしてもゆるくなる。
だから強い自粛要請が必要なのだ。
この専門家の述べていることは、要は家族以外での会食はするな。
それだと、飲食業は成り立たない。
公共の場はマスクをしていれば大丈夫。
多くの人が集まれば、いくらマスクをしていても感染のリスクは高まる。
Ｇotoもそうだが、人が移動すれば、どうしても感染は拡大する。
ゴルフなども対応を細かく書いているが、そこまで新型コロナ感染に気を遣う人は、
今の時期に集まってゴルフなどしないだろう。
理想論だけで感染が抑えられれば、沖縄の感染も抑えられていたはずだ。
もうそんな時期は過ぎている。
いま日本は、国民は、新型コロナ関連の医療従事者の犠牲によって護られている。
医療が完全に崩壊すれば経済どころではなくなる。
感染対策を強く訴える言葉が必要だ。
そして、疲弊している、医療や介護従事者、飲食業などの不公平感をなくすべきだ。
これ以上新型コロナを抑え込むには、国民全体の犠牲協力が必要である。
