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新型コロナ感染、ハチミツ二郎、目が覚めたら8日後。

サラリーマンで、お笑いコンビ「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎(46)さん。

新型コロナウイルスに感染し、一時、危篤状態になっていたことを公表した。

 

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ハチミツさんは18年に、高熱から肺炎となり、急性心不全と呼吸不全に陥った経験から、

主治医から「コロナにかかると必ず重症化するので、くれぐれも気を付けて」と言われていたといい、

自分の中では逃げ続けていたつもりで、人ごみを避け、手洗いの対策も徹底していたが、

発熱のタイミングから逆算して、感染が疑われる9日頃には「一歩も家から出ていない。

基本ステイホームを続けていたし、飲みになんて行ってない。

キャラクター的にそう思わるかもしれないけど、ほとんど早寝早起き、家から出ずに。

ITのサラリーマンをやってますから、それも家でできますから」と、

ステイホームを続ける中での感染だったと説明。

「それでもかかってしまったのはスーパーとかコンビニでもらってるかもしれないし、

本当にどこでもらうかわからない、感染経路は分からないと首をひねった。

昨年12月14日に39度の発熱と咳の症状が出て、主治医に相談。

3年前に購入していたパルスオキシメーターで体内酸素を図ると、

通常なら97~99ある数値が91、2まで下がり、その後、88まで低下。

救急車を呼ぶように指示され、搬送されたという。

搬送中も受け入れ先の病院がなかなか見つからず、大学病院に到着した後も病院に入れず、

外で検査をしている段階ではかなり危険な状態に。

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「人工呼吸器を入れないといけないと言われ、人工呼吸器を口から入れるための麻酔と、

睡眠導入剤が効いてきて、意識が薄れる中、肩を叩かれて『陽性です』って、

先生から強く言われたシーンを覚えている」と明かした。

そこから昏睡状態が続き、次の日に目が覚めたと思ったら、8日後の22日だった。

「そこで初めてそんなに昏睡状態だったんだと知った。そこで死んでしまっていたら、

眠ったまま、命を落としていたなと」と思った。

中には、30日昏睡状態で、そのまま亡くなる人もいると先生に聞いた。

28日には一般のコロナ病棟へ移ったというハチミツさん。

昏睡状態の時は治療のピークでいろいろな点滴8種類ぐらいやっていたと明かす。

「医療従事者に感謝という短い言葉では言い表せないんですけど、

本当にホントに現場は戦時中の病院みたいでした」と入院中を振り返った。

「ずっと左手が動かなくてなって、今もしびれている。

動くようにはなってきたけど、握力が半分しかないんです」と、後遺症を打ち明けた。

「若い人だって、無症状だからってその後、後遺症がないと限らないから。

俺は味覚・嗅覚はあるけど、もっと軽いのに味覚・嗅覚(の後遺症)が取れない人もいた」

と注意喚起を促した。

 

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約1カ月の入院生活であらためて感じたことを聞かれ、

「リハビリの先生とか看護師さんと話して、ぜひ伝えてほしいと言われたのが、

『若い方たちの自覚のなさをどこかで言ってほしい』と。

『あなたが大丈夫でも、あなたがすれ違ったお年寄りを殺してしまうかもしれない、

という気持ちでいてください』と。

お年寄りの方も家にいられるならいてほしい。自粛は全員でしなければと思います」と訴えた。

ハチミツさんは、現在は退院し、退院後のPCR検査も陰性。

「仕事も復帰しています」とし、この日は舞台にも復帰した。