米軍、アジアに対中ミサイル網 6年で2.9兆円要望。
(新型コロナでかかった費用を日本から取り戻せ!)
バイデン米政権は3日まとめた「国家安全保障戦略の暫定指針」でも、
中国を「経済、外交、軍事、技術力を複合させ、国際秩序に絶えず挑戦する、
唯一の競争相手」と定義し、対抗姿勢を鮮明にした。
米政府と議会はインド太平洋地域での中国への抑止力を強化するため、
2022会計年度から6年間で約2兆9000億円(270億ドル)の予算を捻出する案を検討。
20年時点では今後6年間の要求額を約2兆1700億円(約201億ドル)としていたが、
今回は約2兆9000億円(270億ドル)へ増加した。
沖縄からフィリピンを結ぶ第1列島線に沿って米軍の対中ミサイル網を築く。
台湾や南シナ海の有事を想定し、日本などの同盟国への協力を求める。
日本の防衛白書によると、米軍はアジア太平洋に約13.2万人の兵力を配備している。
インド太平洋軍が要求した22会計年度の予算は4970億円億円で、
21会計年度に計上した2376億円から2倍超に拡大。