山梨県の長崎幸太郎知事は20日の会見で、
感染状況を踏まえた上での公道での聖火リレー実施を前提とし、
「スポンサーカーが、グッズか何かを配りまくって、
人を寄せてしまうようなやり方はいかがなものか」
と苦言を呈したが、自身の発言について、
大会組織委員会の幹部から県側に抗議の電話があったことを明らかにしていた。
その後、組織委側から「早とちりした。撤回したい」などと謝罪を受け、
組織委の橋本聖子会長からも知事に「不用意な発言で迷惑をかけた」との電話があり、
組織委と県で感染防止対策を話し合うことで合意したと容認。
恫喝は勇み足。
早めの対応は、橋本会長ならではの采配だ。