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​​ワクチン接種翌日に泡をふいて急死。

「主人は泡をふいて搬送先で息絶えた」

文春オンライン。

「ワクチンが危険だと言いたいわけではありません。

ただ、私たちの父(71)がワクチンを打った翌日に息を引き取ったこと、

そしてその後の警察や行政の対応に翻弄されたのも事実なんです」

6月10日に急性の「虚血性心疾患の冠状動脈硬化症」で亡くなった。

「ワクチンの接種と父の死に関連があるのではないか?」と遺族は不安に思い、

警察も死因について外部の医療機関に委託して、検査を行った。

その結果、哲郎さんの死とワクチン接種との間には「関連がない」と結論付けられたが、

遺族にはその検査の詳細については知らされなかった。



また、遺族側は「死因を調べた検査結果」が厚労省の「ワクチンの副作用について検証する」部会で、

活用されるよう望んだが、担当した医師は当初「報告するケースに当たらない」とした。

「6月9日の14時ころ、川崎市が設置している大規模接種会場のNEC玉川ルネッサンスシティホールに、

夫婦2人で接種に行きました。接種はすぐに終わり、

15分様子をみましたが問題はなくそのまま帰ることになりました。

主人は『接種した部分の腕が痛いなあ』とずっと言っていましたが、

私も痛かったのでそれほど気にはしていませんでした」

哲郎さんはもともと血圧が高く持病もあり病院にかかっていたが、

かかりつけ医からは5月20日に「ワクチンを打つのは問題ない」という診断を受けていたという。

しかし、一夜明けても哲郎さんは腕の痛みを訴え続けた。

「接種の案内の紙に書かれていた、川崎市の問い合わせ先に、

主人が『湿布でもした方がいいのか』と尋ねる電話をしました。

担当の女性は専門家ではなかったようで『後で折り返します』と言われ、

電話番号を伝えたのですが、その後今に至るまで折返しの連絡は来ていません。



それでも食欲も普段どおりで、夕飯の里芋の煮っころがしとアジの干物も私の分までペロリと食べていました。

20時半頃にまたアイスを食べて、寝る前にトイレへ行ったのですが、

しばらくして妻が部屋を出ると、哲郎さんがトイレの前で仰向けに倒れていた。

最初は寝ているのかと思い『こんなところで寝ていたら風邪ひくで』と言ったのですが、反応がない。

慌てて隣の家の方にも助けを求めて、救急車を呼んでもらいました。

そのときには主人は泡を吹いていて。

救急車の中では救急隊の方が懸命に心臓マッサージをしてくれましたが、

搬送先の病院で23時43分に死亡が確認されました。



あまりにも突然でその時は何も考えられなかったんですが、

徐々に『もしかしたら前日に打ったワクチンが原因だったのでは』という思いが大きくなっていったんです」

死因を詳しく調べるために、哲郎さんの遺体は11日の未明に神奈川県警が委託する、

県内の医療機関に移送された。

「その日のうちに『死因は心臓によるものです。詳しく検査するため、3~4日後に連絡します』と、

警察から伝えられました。遺体は葬儀屋さんからすぐに病院に送り返され、

医療機関はCTや血液の検査をしたようです。解剖などはありませんでした」

最終的に、検査に当たった医師から死因について電話で説明を受けたのは2週間後の6月25日だった。

「先生から死因は『虚血性心疾患の冠状動脈硬化症』と説明された上で、

『ワクチンと岡部さんの死亡には100%因果関係がない』と聞かされました。

詳しい検査結果も見せてもらえず、ただ一方的に100%と言われても。

せめて直接先生と会って、お話を伺いたいとお願いしました。

さらに今度は神奈川県警高津署から連絡があり、

哲郎さんの遺族は「岡部さんの死亡事例は厚生労働省に報告されない」という説明を受けた。



7月7日に開かれた厚労省の部会では、

新型コロナワクチン接種後に死亡した事例が累計556件あったと報告された。

7月8日に、高津署で遺族と警察、哲郎さんの遺体を検案した医師とで「話し合い」の場がもたれた。

そこで医師は「ワクチンによるアナフィラキシー反応は確認できておらず、

厚労省に報告をあげる必要はない」と再び説明したという。

遺族側が「アナフィラキシーではなくても報告されているケースもある」などと説得すると、

医師は当初は「医者によって判断は違う」と答えていたが、

最後には「遺族がそこまで言うなら」と厚労省に報告することに決まったという。

死因について詳しく知りたいと思い、警察側が行った(遺体の)検査記録の詳細をもらおうとしたのですが、

警察は『先生に聞いてくれ』、医者は『警察に聞いてくれ』とたらい回しにされてしまいました。

いま私たちの手元にあるのは、“虚血性心疾患による冠状動脈硬化症”と、

簡単に死因が書かれた1枚の紙切れだけです。

警察から記録の詳細がもらえないままだったら、

どこか別のところで改めて遺体を調べてもらうしかないのではないか。

そう思って父の遺体を未だに火葬できずにいます。

‘@政府は、濃厚接触者同様、ワクチン接種後の死亡者も極力つくらないようにしている。

ワクチン接種後死亡しても報告されていない人数は相当数に上るのだろう。

政府は、都合の悪いことはすべて隠ぺいしようとしている。

そして、絶対に認めようとしない。

何の連絡もない川崎市の対応も最悪だ。

(合掌)