試合前夜に急遽、会場と時間が変更された東京五輪の女子サッカー決勝(8月6日)を巡り、
組織委員会の医療スタッフが、大会運営を統括する中村英正ゲーム・デリバリー・オフィサー(53)に、
医療従事者の負担の重さなどを訴えるメールを送っていたことが「週刊文春」の取材で判明。
医療スタッフの1人が8月6日夕方5時過ぎ、関係者への一斉送信の形で、中村氏に返信した。
〈中村様、〇〇です。今回の急な会場変更は現場に多大な負担をかけています。
(略)医療スタッフは極一部ですが、ISY(註・横浜国際総合競技場)のその他のスタッフは
不眠不休で頑張っていただいているので何事もなく無事に終了できると思います〉
そして、こう続けたのだ。
「我々からしたら想定通りの酷暑と認識」
〈さて、当初からのこの女子の決勝は時間帯が厳しいと各所で囁かれておりました。
中村様は想定を越える暑さが原因とお話しされていますが、
昨年の夏の同時期と温度は変わっておらず我々からしたら想定通りの酷暑と認識しております。
それがわかっていた上で当初からの日程を変えずに、
更に昨日まで変更を検討しなかった理由がはっきり言って解りません。
台風等での会場変更ではなく酷暑による会場変更は到底正当化出来るものではありません。
無謀な予定をたてたこと、その変更を直前までしなかった不備を猛省してください。
さもないとこの経験が今後にいかせません。〉
‘@こういうことを忖度をせずに発信するのは。当たり前のことだが中々できない。
ありがたいことだ。
しかし公になると、この医師に嫌がらせなどがいかないか危惧する。