世界最大のECプラットフォームAmazonが、中国業者の大規模な締め出しを行っている。
Amazon側は「業者による不正レビューのため」としている。
アカウントを閉鎖された事業者は5万店舗に上り、損失額は1000億元(約1兆7000億円)を超えるとも言われる。
EC業界においては、架空注文や不正レビューは後を絶たない。
やらせの高評価レビューを多数投稿して、顧客の獲得を狙う方法は、以前から問題視されていた。
いったんアカウントが閉鎖されると、売上金は凍結され、倉庫内の商品も出荷できなくなるという。
苦労して築き上げてきたものが突如として崩れ去り、リストラや休業を余儀なくされた事業者もいるという。
容赦ないAmazonの決断。
中国は世界の工場と言われている。安価な商品を欲するユーザーも多数いる。
今後の動向が注目される。
それにしても、中国が良いとは思わないが、Amazonも名の通り、恐ろしい。