自民党総裁選で河野大臣が石破議員に協力を要請。
石破議員は自らの立候補を見送り河野大臣を支援。
河野総裁、石破幹事長などと言う説も出ているが、
仮に河野大臣が総裁になっても、石破議員を幹事長に起用することはあり得ない。
党内がまとまらないからだ。そこまでバカではない。
安倍前総理や、麻生大臣らの反発は必至。
仮に、石破議員が総裁になっても同じ。
残念ながら、今の自民党の体制では、石破総理は党内をまとめることは出来ず、短命に終わる。
唯一残された道は、河野大臣を総裁に担いで、要職に就くことだ。
そうしないと、完全に埋もれてしまう。
今回も総裁選で、石破議員が取り沙汰されたが、今までは窓際の存在だった。
今回が最後のチャンスかもしれない。
本人も、俄かに忙しくなり、やはり注目されないと存在感がないと感じている。
河野大臣押しの菅総理と石破議員は仲が悪い分けではない。
石破議員は、菅総理退陣表明ギリギリまで、コロナ渦「首相の下で結束するべきだ」と述べていた。
菅総理も、最後の最後思うようにいかず、安倍・麻生には、少なからずの怨みが残った。
今後の自身の存在感を示すには、河野大臣を総理にすることだ。
小泉進次郎大臣も然り。
小泉大臣は14日夜、神奈川県横須賀市で記者会見し、河野大臣を支持する方針を明らかにした。
小泉大臣はこの日、党内最大派閥の細田派(96人)が岸田議員と高市議員を支持対象とし、
河野大臣については各議員の判断に委ねるとしたことに言及。
「最大派閥の方から高市さんと岸田さん支持すると発言があったと聞き及んでいる。
これは言い換えれば河野太郎は絶対だめだということ。
そのこと1点をもってしても、だれが自民党、日本を変えられる新しいリーダーかは明らかだ」と訴えた。
安倍前総理、麻生大臣に反旗を翻した瞬間だ。
先を見据えての徹底抗戦。そのための「党風一新の会」の90名。
野大臣が13日に石破議員と面会し、総裁選での協力を要請したことについては、
「総裁選を勝ち抜くには、1人でも多くの議員に応援してもらわねばならない中で、
なぜ石破さんに応援要請することが否定的にみられる面があるのか。まったく理解できない。
石破さんから応援されるんだったら河野太郎はやりたくない。なぜそんな理屈がまかり通るのか。
「さっぱり理解できない」と、麻生・安倍を完全否定した。
しかし、ブレブレで突発的な河野大臣と、ブレない慎重派の石破議員はどこまで仲良くできるのか。
解けない課題が残る。