いつも番組で、ミスをした著名人などの謝罪の仕方にダメ出しをする八代弁護士も、
自分のこととなると、同じ過ちを犯すようだ。‘@
タレント弁護士の八代英輝氏(57)は10日「ひるおび」の生放送で、野党共闘の話題を取り上げた際に、
「共産党は『暴力的な革命』というのを、党の要綱として廃止してませんから。
よくそういうところと組もうという話になるな、と個人的には思います」と言及。
しかし、八代弁護士の発言は、虚偽のデタラメだったことで、共産党が猛抗議。
共産党や世論の抗議を受け、13日の放送で、「先週の私の発言ですが、
私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした。
一方、日本共産党はたびたび否定されていることも申し上げるべきでした。申し訳ありませんでした」と、
弁解し、頭を下げたが謝罪にはなっていなかった。
番組スポンサーの『キューピー』も、ことの重大さに、スポンサーを一時降板した。
謝罪になっていないと言う世間の声も多く寄せられた。
すると、17日の同番組のゲストに、立憲民主党の江田代表代行を呼ぶというあざとさの中、
唐突に謝罪が始まった。
メディアの多くは、野党の発信や政策が見えないと叩く。
私は、「だったら番組に呼んで聞けばいい」と、散々訴えて来た。
すると、「ひるおびに」江田議員の顔が見えたので、「エッ!なんで?」と、
いきなり、立民の議員がテレビに出ていることに非常に強い違和感を感じていた。
すると、八代弁護士が、唐突に、共産党について虚偽の発言をしたことについて、あらためて謝罪を始めた。
八代弁護士は、この日ゲストの、立民の江田代表代行との議論の前に、
「野党共闘の政策の実質論に入る前にお時間を頂きたいのですけど」と前置き。
「先日、9月10日の番組内での私の発言『共産党は暴力的な革命を、党の要綱として廃止してない』につきまして、
現在の共産党の党綱領にはそのような記載はない、と多くの批判を頂きました。
ご指摘の通り、現在の共産党の党綱領には、そのような記載は存しません。
選挙を間近に控えたデリケートなこの時期に、私の発言により多くの関係者の皆様に、
多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と、少々上ずった声で謝罪し頭を下げた。
さらに「共闘を模索する、立憲民主党の江田代表代行にもこの場をお借りして深くおわび申し上げます」と、
江田議員の方に向かい謝罪。江田議員も頭を下げて応じた。
‘@立民の江田議員を呼んだのは、贖罪かアリバイ作りか分からないが、そういう事だったのかと納得した。
八代弁護士は懲りずに「現在の」にこだわったが、共産党は1958年7月の第7回党大会ですでに廃止している。
60年以上前の話だ。
政府は、訂正も謝罪もしていない。
共産党の志位委員長は17日の八代氏の発言後にツイッターを更新。
「謝罪・訂正したものと受け止めます」とする見解を示し、大人の対応を示した。
八代弁護士は、くだらないプライドを捨てて、真摯に謝罪すべきだった。
これで幕引きとなるのだろうが、氏の性格が垣間見え、信頼を逸した。