1994年6月30日、羽田内閣の総辞職に伴い、
社会党委員長の村山富市が就任し村山内閣が発足した。
自民党総裁河野洋平氏の時だ。
亀井静香氏は「自社さ政権は、最大野党だった自民党が、
政権復帰するために使える手をなんでも使うという執念から生まれたのだ」と話した。
芹川洋一氏は「社会党左派の村山とは思想的にまったく相いれないはずだ、
自民党は右から左まで、なりふり構わず政権に復活しようとしていたエピソードだ」としている。
村山元首相は後の証言録で「政策より政権」を自ら露呈している。
憎めないおじいちゃんのしたたかさだがその話は別の機会に。
自民党の長老たちは、共産と組む立憲が政権を取ると共産主義の国になると訴える。
社会党の党首を首相に担いだ自民党は社会主義の国を目指していたのか、社会主義になったのか。
この程度の議員が沢山いること自体くだらない。
民主党政権は安倍元総理にとって氏にとって「悪夢」だったというが、
少なくとも、公文書改竄や破棄はしていいない。統計を偽装していない。
総理の友人のみ有利な条件に成るよう国家制度を変えたりしていない。
非常時に国会も開かず逃げたりしなかった。
「野党共闘」が功を奏し、前回(2017年)の衆院選よりも接戦となっている小選挙区が全国で多くみられる。
だから、自民党や公明党は共産党をターゲットにした「デマキャンペーン」を激化させている。
タレント弁護士の八代英輝氏が、「ひるおび!」で、日本共産党に対して、
「つい最近、『敵の出方』って言い方をやめようと言いましたが、
共産党は『暴力的な革命』っていうものを、党の要綱として廃止していませんから。
よくそういうところと(立憲民主党らは)組もうって話になるな、と個人的には感じます」
と、生番組で堂々とデマ発言をして物議をかもした。
自民党は21日、甘利明幹事長と遠藤利明選挙対策委員長の連名で「急告」という檄文を各選挙区へ配布。
<全国各地で多くのわが党候補者が当落を争う極めて緊迫した状況にあると認識しております。
与野党一騎打ちの構図によって、かえってこの選挙が、
「自由民主主義政権」か「共産主義政権」かの体制選択選挙であることが有権者の目に鮮明となっています。
我々は我が国の将来のために自信を持って自由と民主主義に基づく政権の継続を訴えていかなければなりません>
と、危機感を露わにし、共産主義の脅威を訴えるよう示唆した。
そんなに日本共産党を恐れることもないと思うが、
デマで攻撃するということは、野党共闘を相当恐れているということだ。