中国政府は24日、「ビットコイン」などの暗号資産について、
経済の秩序を混乱させるとともに犯罪行為にも使われているなどとして、
関連したサービスを違法行為として全面的に禁止すると発表。
中国の中央銀行である中国人民銀行や公安省などは24日、「ビットコイン」などの暗号資産について、
情報の提供や決済など関連したサービスを全面的に禁止すると発表。
この中では、インターネットを通じた海外の交換会社での取り引きについても禁止すると明示。
違反した場合は、違法な金融活動にあたるとして、刑事責任を追及するとしている。
中国では、暗号資産の取り引きはすでに規制されていたが、今回、さらに取締りを徹底する姿勢を示した。
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この発表直後「ビットコイン」の価格が一時、大幅に下落するなど、政界的に影響を与えている。
中国政府は、電子的な法定通貨、「デジタル人民元」の発行に向けて実証実験を進める中で、
暗号資産を締め出すねらいもあるとみられる。
この発表後、ビットコインは一時６％安で４万2000ドル割れに近づいた。
イーサやライトコインやＥＯＳ、ダッシュ、ビットコインキャッシュはいずれも10％前後の値下がりとなっている。
