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​「Dappi」の背後に“自民党の金庫番”元宿氏。

赤旗日曜版スクープ。

しんぶん赤旗日曜版」(10月24日号)

『ウソ情報で野党攻撃のツイート 「Dappi」運営企業の社長 自民党本部事務総長の親戚名乗る』

と題した記事を掲載。

野党に対する数多くのデマ、誹謗中傷ツイートを投稿し、拡散させてきたツイッターアカウント「Dappi」。

「Dappi」を運営するウェブ関連会社が自民党と取引関係にあることが判明し、

「背後に自民党がいる」と、大騒動になっている。



このウェブ関連会社は、自民党の岸田総理や甘利幹事長らが、

代表取締役を務めていた企業と取引関係にあったことも分かっている。

この記事に出てくる「自民党本部事務総長」は元宿仁氏(76)のこと。

以前から『自民党の金庫番』と呼ばれていた人物。

菅前首相の首相動静でも複数回の会談が確認されており、

元法相の河井克行、案里夫妻が逮捕、起訴された大規模買収事件でも名前が取り沙汰された。

田中角栄元総理から菅総理まで、21人の総裁と38人の幹事長に仕えたとされる。

2004年に発覚した「日歯連迂回献金事件」では、氏の関与が疑われ、検察から何度も事情聴取を受けた。

元宿氏は「政治資金を扱う裏方をやる以上は、汚いと言われるかも知れないが、

自分のような役回りも必要だ。政治はきれいごとでは動かない。

話せないことばかりで、それは墓場まで持って行く」と、裏金を動かしていることを認めている。



それでも逮捕されないと言うことは、相当周到に行っているのだ。

だから、歴代総理、幹事長が重用してきたのだ。

しかし、巨額な税金が投じられた政権与党が、裏金で工作したり、関係の深い民間企業を使って、

野党を、デマや誹謗中傷で攻撃するネットを「裏」で操り、国民・世論誘導することは許されない。